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過払い金請求の際の必要書類は何ですか？

過払い金請求をする場合、特に必要な書類はありません。 相手業者との契約書や入金履歴、利用していたカードや振込明細票などがなくても、手続きができます。 過払い金請求を弁護士に依頼する場合も、これらの資料がなくてもかまいません。 いつ取引をしていたのかなどがはっきりわからなくてもかまいません。

過払い金請求をする場合、まずは相手業者に対して取引履歴の開示を請求して、これを取り寄せます。
取引履歴には、契約当初から現在までの入金と出金の記録がすべて載っています。
取引履歴を見れば、いつどのような取引があったかがすべてわかりますし、これを利息制限法に引き直して計算することもできるので、契約書や振込明細票などは不要なのです。

ただし、最低限、相手業者の名前はわかっている必要があります。
相手業者の名前すらわからないと、どこの業者に対して取引履歴の開示請求をして良いかがわからないからです。
どの業者と取引をしていたのかまったくわからないケースでは、過払い金請求をすることができなくなる可能性が高いです。

なお、契約書や振込明細票、カードなどはなくてもかまいませんが、あると参考になるので、弁護士に過払い金請求をする場合には、手元に残っている資料を持って行くと良いでしょう。