過払い金の金額は、取引期間が長い場合や、取引金額が高額な場合に高額になることが多いです。
過去、平成20年以前頃に消費者金融やクレジットカードのキャッシング取引などを利用していた人は、過払い金が発生していて過払い金請求ができる可能性がありますが、この場合の過払い金の金額は一律ではなく、人によってかなりの差があります。 |
過払い金は、利息制限法を超過した利率で利息支払いをしていた場合の払いすぎ利息のことです。
払いすぎた利息の金額が高くなればなるほど多くの過払い金が発生します。
そして、利息は取引している期間中発生し続けるので、取引期間が長くなればなるほど過払い金の金額が高くなります。
また、利息は、元本に対して〇%という割合で計算されるので、元本の金額が高ければ高いほど利息の金額は高くなります。
過払い金は、もともとの取引金額が高ければ高いほど高額になるのです。
たとえば、取引期間が10年を超える場合や、100万円を超える取引をしていた人などの場合には、過払い金が高額になり、100万円を超えてくることも珍しくありません。
ただ、過払い金には時効があるので、完済後10年が経過すると、いくら高額な過払い金が発生していても返還請求ができなくなってしまいます。
平成20年頃以前に、長期間取引をしていたり、高額なお金を借りて返済していた場合には、お早めに手続きをとることをおすすめします。