ドイツ視察に行ってきました
弁護士の小前田です。
4月の下旬に、㈱船井総研主催の海外視察ツアーでドイツを訪問し、IT・スタートアップ企業を見てきました。
ドイツは2度にわたる世界大戦を経験した国です。
ナチス・ドイツの政権掌握時代の建物やベルリンの壁など、歴史を感じる建物が多いですが、現在、首都ベルリンは、スタートアップの聖地といわれ、国を挙げてスタートアップ企業を応援する体制が整えられています。
ベルリンでは、スタートアップ支援企業のワーキングスペース等を見学させていただきました。
スタートアップ企業なので、ワーキングスペースは、いろんな人が交流し、情報交換ができるような形につくられていました。
いろんな人との交流がすぐにもてるのが、大企業との違いですね。
スタートアップ企業の利点は、イノベーションをすぐに起こせることです。
大企業では、どうしても意思決定に時間がかかるため、イノベーションはすぐには起こせません。
小規模のスタートアップ企業だからこそ、イノベーションをすぐに起こすことができ、急速に成長することができるということを学びました。
またデジタル化の波というのを非常に感じた旅でした。
今回視察に行ったドイツもそうですが、デジタル化の波は、今後日本の士業においてもやってくると思います。
仕事の多くがAIやデジタルに置き換わっていくだろうし、その波に逆らうことはできないと思います。
こうした流れには対抗するのではなく、上手に使っていくことがよりより良い顧客サービスにつながっていくと考えています。
また、毎回感じることですが、私は人が成長するためには、「旅」が必要だと思います。
日常とは離れたところで、多くのものをみて、経験することが、自分の成長につながります。
今後も、今回のような視察に行けるチャンスがあればできるだけ参加し、多くのものを見て、経験して、成長していきたいと思います。