弁護士の小前田です。
10月の中旬に1週間、船井総研主催の海外視察に行ってきました。
訪問したのは、アメリカのシアトルとサンフランシスコです。いろんな人との出会いのあった、とても刺激的な旅になりました。
印象に残ったところだけ、簡単にご紹介します。
まず、シアトルですが、シアトルといえば、スターバックス発祥の地です。
私は、以前、スターバックスのCEOのハワード・シュルツの書いた「スターバックス成功物語」を読んで、非常に感銘を受けたことがあり、シアトルに行くチャンスがあったら絶対にスターバックスの一号店へ行こうと決めていました。
今回の運良くスケジュールにスターバックス見学が組み込まれていて、念願のスターバックスの一号店への見学の機会を得ることができました。 私は知らなかったのですが、一号店は、創業当初の内装・外装のまま営業しているそうです。 内装や外装は現在のものほど垢抜けたデザインではなく、このお店をよく世界一までしていったなということを感じました。 |
店内は観光客でごった返しており、私もその中に参戦して一号店限定のカップを購入しました。
ちなみに、タリーズコーヒーの一号店も、スターバックス一号店のすぐ近くにありましたが、スターバックスとは異なり、観光地となっているわけでもなく、全く大事にされていませんでした。これが一位との差なのかもしれないですね・・・。
また、シアトルでは、スターバックスの高級ブランドであるスターバックス・リザーブのお店にも行かせていただきました。
スターバックス・リザーブとは、CEOのハワード・・シュルツが、「チャリーとチョコレート工場」の映画を見て、それのコーヒーのバージョンを作ろうと設立したブランドだそうです。 |
コーヒー豆の焙煎から、お客さんが見学できるような施設となっていて、普通のスターバックスでは飲めないコーヒーが飲めるお店として、繁盛していました。 日本にも、このブランドは進出するようです。
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そして、サンフランシスコでは、グーグルのオフィスを視察させていただき、社員の方の講演を聞かせていただきました。
講演を聞くなかで、グーグルでは、会社の理念が社員全体に浸透していることがはっきりとわかり、こうした理念の共有が組織を発展していくために不可欠なものであることを再認識させられました。 |
またカリフォルニア州弁護士資格を持つ日本人の経営する法律事務所も視察しました。
日本人弁護士がコーディネートをしてくれて、多くのアメリカの弁護士と会うことができました。
日本と違ってアメリカの弁護士は分野によって細かく専門が分かれていて、企業法務の専門の事務所の弁護士は、訴訟をやったことがなく、顧客が訴訟に巻き込まれた場合には、訴訟専門の事務所の弁護士に仕事をお願いするそうです。
弁護士なのに訴訟をやったことがないなんて驚きです。
こうした海外視察によって、普段の日常業務とは異なる視点から物事を考える視点がつき、思考の幅が広くなることを感じます。
こういうチャンスがあったら、どんどん参加していきたと思いました。
また、最近、シンガポールにも視察旅行に行ったのですが、そのことは別のコラムで報告させていただきます。